ドルコスト平均法は本当に有利か
ここまでの計算をまとめると、以下のようになります。
| 合計株数 | 平均購入株価 | 売却株価 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 104 円以下 | 105 円以上 108 円以下 | 109 円以上 | |||
| 等株数投資 | 300 株 | 100 円 | 損失の絶対額は、 等株数投資が 大きい |
利益の絶対額は、 ドルコスト平均法が 大きい |
利益の絶対額は、 等株数投資が 大きい |
| ドルコスト平均法 | 286 株 | 99.3 円 | |||
| 合計株数 | 平均購入株価 | 売却株価 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 91 円以下 | 92 円以上 94 円以下 | 95 円以上 | |||
| 等株数投資 | 300 株 | 95 円 | 損失の絶対額は、 ドルコスト平均法が 大きい |
損失の絶対額は、 等株数投資が 大きい |
利益の絶対額は、 ドルコスト平均法が 大きい |
| ドルコスト平均法 | 316 株 | 94.8 円 | |||
従って、以下が分かります。
- 平均購入株価は、ドルコスト平均法が低くなる
- 利益や損失の絶対額の大小は、売却株価による(合計株数が違うから)
一般に、ドルコスト平均法は次のように言われます。
株価が高いときには少なく、安いときには多く購入することになるので、結果的に平均購入株価を下げることになり、有利な投資方法である
1 のように「平均購入株価を下げる」は本当ですが、2 のように「有利な投資方法」かどうかは別なのです。
もう 1 つ、ドルコスト平均法の効果についても重要です。
